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「ブランドの顔」インドの手捺染プリントとは?

2024.03.12更新

カリネブランドの顔である、インドの手捺染(てなっせん)プリントについてご紹介いたします。

「カリネと言えばインドのプリントもの」と言っていただけるほど、「ブランドの顔」となっているインドの手捺染。デザイナーが作成したオリジナルのパターンを、インドの職人さんに手作業でプリントしてもらっています。

具体的にどのような過程を経て出来上がるのかご紹介します。

※以下のインドの写真はカリネがプリントものでいつもお世話になっている株式会社アジアインダストリーズリミテッドさんにご提供いただきました。ありがとうございます。

インドの手捺染(シルクスクリーン)プリントとは、今では伝統工芸品として使われることが多い技法で、職人さんが布に手作業で1色ずつ丁寧にプリントしていく染め方のことです。

まず職人さんが柄のデザインを元に版下をつくります。1色1版必要となるので、1つの柄に数色があれば各色毎に版下がつくられます。板の長さは作業台の幅と同じ約20メートル前後。

版を押したら、その柄とつながるように次の位置を合わせ、また版を押す。

季節によってはもちろん、1日の間でも湿度、気温によって生地への色の乗り方が違ってくるため、何年も修行を積み感覚を習得した職人たちはその都度、色の調合や押す力も調整します。

1色プリントする毎に色を定着させ、乾かし、その上から次の色をずれないようにプリントします。使う色ごとにこの作業を行うことで、ひとつの柄を完成させていきます。なお、湿度の関係で色が出てこない梅雨の時期はプリントができません。

その後水洗いの作業に入ります。

次の工程である天日干しは、日照時間が十分でなければ発色が悪くなってしまいます。日差しが強すぎてもいけませんし、弱すぎてもうまく染まりません。しかも雨の日は乾きにくいので、そのシーズンの気候によっては完成までに時間がかかることもあります。

そうした工程を繰り返してやっと1枚の美しいプリントができあがっていくのです。

ひとの手でつくられる捺染プリントの魅力
気の遠くなるような集中力と手間ひまをかけてできあがる手捺染プリントの生地は、機械のフラットで寸分の違いのないプリントでは決して味わえない、ひとの手によるぬくもりある風合いがあります。

デザインが同じでも、まったく同じ仕上がりにはなりません。よく見ると柄が少しずれていたり、プリントが一部かすれていることも。

ひとつひとつが異なる魅力を持った一点ものとして、何とも言えない愛おしさがあふれます。

そんなあたたかみのある生地でつくられた、オリジナルの手捺染プリント生地でつくられたカリネブランドの服たち。

何年も大切に着ることで、色合いや生地感が変化していくので、自分だけの風合いに育てていけます。

手づくりならではのやさしさとぬくもり、美しさをお楽しみください。